2017.9.16 PATHFINDER幕張公演のセトリを今さら振り返る
今回は私が高校生の頃から大変お世話になっているBUMP OF CHICKENのお話。
PATHFINDERツアー、FINALを越えてついに本当に終わってしまいましたね。
私は9/16,17幕張、10/9静岡、そして2/11埼玉公演に参戦させていただきました。
どの公演も一瞬一瞬が輝いていて、全部忘れたくないって思える、そんな素敵なツアーでした。
幕張2daysは衝撃的なスタートだったし、エコパアリーナはチャマのお誕生日を一緒にお祝いできたし、何と言っても結成記念日のたまアリ2日目は特別な夜になりました。
その中でも特に幕張1日目、9/16のセトリが個人的にとても印象に残っているので、今さらながら歌詞を織り交ぜつつ私なりの解釈を…
(人称は赤、時間は青で表しています)
1. GO
怖がりながらも選ばれなくても、でこぼこ丸い地球の上をぶつかりながら懸命に歩いている状態。
2. 天体観測
君と精一杯追いかけていた「イマ」を今もひとりで追いかけている。
3. ray
君とお別れした痛みを持って、ごまかして笑いながら、でも生きている。
4. トーチ
君といたことが、なくならずに僕の中にある。
5. メロディーフラッグ
君の手を掴むための"旗"となる、今を唄った歌。
6. 記念撮影
今が想像の未来だったとき、終わる魔法の中にいた君と僕。
7. pinkie
変われなくても(『記念撮影』の「想像じゃない未来に立って 相変わらず同じ怪我をしたよ」に通ずるところがある)、未来のあなたや私が笑っていなかったとしても、歌いかける今がある。
8. 友達の唄
(『pinkie』の「未来の私が笑ってなくても」と同様に)今 私が泣いていても、あなたと同じ笑顔で笑っていた。
9. 三ツ星カルテット
恒星を3つ目印に、僕らはずっと呼び合ってお互い繋がって、音楽を生み落としている。(4人の世界)
10. You were here
4人でつくり出した音楽とリスナーとの時間。
11. アンサー
生きている理由・なくしたくないもの(4人の音楽、リスナーとの時間?)を見つけたから、もう迷わない。
12. 分別奮闘記
他者からすれば燃えるし小さなゴミでも、ちゃんと夢だと信じてやってきたんだ、という自信。
13. アリア
一度でも君(二人称よりももっと広い意味の他者として?)と繋がった気がしたこと。離れてもまだ熱い(物理的にはお別れしてもずっと繋がっている)こと。
14. Butterfly
「涙は君に羽をもらって キラキラ喜んで 飛んだ踊った」
君と繋がることでもらえた今という輝く時間…?
解釈が難しいです…保留。
15. fire sign
命の火(自分の心、魂、意志、夢…)を燃やして旅立つ人、それこそ"PATHFINDER"ですよね。
16. リボン
今まで4人で嵐の中を"PATHFINDER"として開拓しながら歩んできたし、これからも歩んでいくんだという強い決意。
(アンコールはストーリーから離れてしまうので省略)
一曲一曲が簡潔になってしまいましたが、要するに最初はひとりでもがいていた世界が君と僕になり、さらに4人とリスナーのものになるっていう藤くんの、そしてBUMPの今までの道のり("path")が、このセトリから見えるのです。
そしてそれを探りながら歩いてきた("finder")という確固たる意志・自信が垣間見えるように思うのです。
だから、普段のライブでは最後の方にくる『天体観測』が2曲目なのも全く不思議じゃなくてこの流れなら当然だと思うし、ただただ「新旧いろんな曲があって良いよね〜」じゃなくてもっと深い意味がこのツアーに込められているように感じます。
これだけのストーリーをつくりつつ、バンドのライブとしての緩急までちゃんと考えてあるBUMP、すごすぎませんか!?
本当は"旗"とか"迷子"とかもっとピックアップしたいキーワードあるし、他の公演のセトリも考察したいところではありますが、時間の都合上ご容赦くださいませ…
以上、今さらすぎるPATHFINDERの考察でした🌟🌟🌟🌟