オーストリアの研究室

こんにちは。

今回は、オーストリアの研究室の様子をお伝えします。

 

因みに私が来ているのは、Medizinische Universität Innsbruck (Medical University of Innsbruck; インスブルック医科大学)というところです。

 

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ボスはイタリア人で、学生はオーストリア・ドイツ・イタリア・スペイン等のヨーロッパ各国出身の方が多いです。

そんなわけで、ラボ内では基本的に英語で会話します。

 

学生はだいたい8-9時に来て、早いと17-18時には帰宅しています。

(「これから乗馬しに行くー!」と言って、15時頃に帰った人もいました。自由すぎる。)

土日はほとんど人がいません。いたとしてもPhDの学生が1-2人とか。

教授は平日はインスブルックで生活をしていて、土日はイタリアの家で家族と過ごしているようです。

 

そして一番驚いたことは、日本に比べるとスタッフさんが多い!

テクニシャンさんだけでなく、実験器具やマウスのケージを洗う人がそれぞれいたり…

分業体制がしっかりしています。

テクニシャンさんたちは契約的には9-16時に出勤のようですが、

8時過ぎに来てゆっくりコーヒーを飲みながらおしゃべりしてる(←これ一度試してみたのですが、時間の無駄のように見えるけどその後の作業がすごく捗る!朝のコーヒー@ラボ、おすすめです)

そして、お昼も1時間くらい休憩をとってみんなでランチタイムを楽しんでいます。

 

あと、他の大学や研究所に移る人がいると必ずお別れ会をして、お昼の12時からシャンパンを飲みます笑

 

前回滞在したときに参加したクリスマス会も豪華でした✨

 

グループミーティングの後のクリスマスのお祝い

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ラボ全体でのクリスマスディナー@おしゃれなレストラン

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もちろん研究生活は楽しいことばかりではなくて、

学生はみんな熱心に勉強しているし、日本と同じように奨学金や収入、将来のキャリアの話もよく出ます。

でも普段とは違う環境で一度研究してみると、自分がいかに窮屈に生きていたか気づけたりします笑

もし外のラボに行く機会があったら、皆さんもぜひ挑戦してみてください :)